FTAプランナー

2023年9月20日(水)東京都立産業貿易センター浜松町館

<第39回貿易実務セミナー>対面・オンライン併用セミナー開催 【有料】

FTA攻略と輸入国税関への企業の心構え

~メガFTA活用法と社内体制の構築の必要性~

RCEP協定発効後、日本では20ものFTA活用が可能となり、複数の協定を締結する相手国とは、いずれの協定利用が最善か見極めることが求められます。CPTPPでは、ブルネイが発効手続きを完了し全11カ国で効力が生じ、英国の加盟が承認され、中国、台湾、エクアドル、コスタリカ等の国々が新規加盟申請を行っています。

発効済み“メガFTA”には、CPTPPに加え日EU協定、RCEPがあり、いずれも「域内累積」を活用して、サプライチェーンの効率化・強靭化を図ることが可能です。海外工場において、多国間協定を利用することで、完成品のみならず部品や原材料の移送においても、FTA特恵関税の活用による原価低減が期待できます。一方、多国間協定の利用企業には、社内体制の整備が喫緊の課題です。貿易部門による対応だけでは不十分で、全社を挙げ、更に主要取引先を含めた協力体制を構築することが重要です。取引産品の原産性立証を客観的根拠資料で的確に行い、輸入国税関による事後確認(検認:Verification)への準備・対応を確実に行うことが肝要です。

FTAプランナー2級試験実施予定

2023年11月に、Web試験で開催予定です。会員以外の方でも参加できます!FTAプランナー2級講座は、日本と締結するFTA(EPA)協定に関する知識を学ぶもので、実力を測定するためにも受験をお勧めします。ご自身のFTA(EPA)の知識の確認のためにも、是非力試しをしてみてください。合格者には、合格者説明会を実施し、FTAプランナー1級講座の受講資格が付与されます。詳細は9月発表予定です。

第4回関西物流展に出展しました!
2023年4月12日(水)、13日(木)、14日(金)【小間番号 A1-56】
第4回関西物流展の詳細はこちら

本出展では、関税コスト削減に必要な原産地規則に関する講座や国際物流業務のDX化を推進するシステムをご紹介しました。弊社では“貿易”をキーワードにコンサルティング、人材教育、システム開発・販売を行っており、今回の出展は、貿易業務管理システム「TOSS-SP」、業務工程・進捗状況管理システム「TOSS-LOGIWORKS」、FTA(自由貿易協定)を利用する為の知識習得のための「FTAプランナー講座」をご紹介し盛況のうちに終了しました。

ご来場ありがとうございました。

FTAプランナー2級会員募集中!

新年度受講キャンペーン受付中

RCEPが発効し、主要なメガFTA(EPA)が揃いました。円滑なFTAの利用の為に、輸出・輸入に関わらず、FTAの原産地規則を正しく理解することが重要です。
メーカーに限らず商社、部品サプライヤーも含め方々が知っておくべきFTAの基礎を習得するする講座です。

専用テキストやe-ラーニング、集合勉強会等を通じてFTAの理解を深めビジネスに活かす基本を学びましょう。

>>>お申込みはこちら

FTAプランナー講座とは

メガFTAと呼ばれるCPTPP(TPP11)協定や日欧EPA協定で始まった自己証明制度は、大きなインパクトとなり、各地で開催されるセミナーは何処も満席という状態でした。しかし、そこで見た光景は、同一人物が何度も足を運んで参加して、何とか自己証明制度を理解しようとする、貿易実務担当者の熱意でした。

しかしながら、一般的なセミナーは要点を短時間で理解するには好都合ですが、原産地規則そのものを理解するには、いささか内容や時間が不十分と思われます。
そこで、「どうしたら原産地規則を一般の人にも学んでもらえるか」を考えていくうちに、体系的な学習を模索し、FTAの権威である麻野良二氏(株式会社アールFTA研究所代表)に監修を依頼し、企業人が学習できる場として「FTAプランナー講座」を創設しました。

FTAは国際間の取り決めであり、その時々の事情により見直しもあります。そうした、謂わば“生き物”のようなFTAをどのように学び、運用するかについては、実務の世界で絶対的な正解はありませんが、基礎をしっかりと理解すること、その上で企業としてどう取り組み、最新の情報を入手するかが重要と思われます。その基礎となる知識を「FTAプランナー講座」で理解して頂き、最新の情報は勉強会やセミナーを通じて入手していただき、実務にお役立ていただきたいと思います。
*FTAは、FreeTradeAgreementの略で自由貿易協定のことです。
日本ではEPA(経済連携協定)と呼ばれるケースもありますが、本サイト並びに講座では、物品貿易を対象にしていますので、全てFTAと呼称しております。

NEWS

キャンペーンのご案内

FTAプランナー講座2級の受講料を年間90,000円から、期間限定で60,000円(税別)に値下げします!
RCEP協定をはじめメガFTA協定や2国間協定について、広く原産地規則を理解していただく為のキャンペーンを実施中です。
>>>詳しくはこちら

RCEP「認定輸出者」のための個別コンサルティングを開始しました!

今のうちから、認定輸出者を目指すためのメリットを理解して、スピーディに中国、韓国へのFTAを対応を準備しませんか?
ご関心のある方は、今すぐお問合せください!
>>>お問合せはこちらから

FTAの活用は制度の理解と企業戦略で!

RCEPの発効を控え、わが国の貿易総額の80%以上がFTAでカバーされます。
関税という障壁を無くして世界の国々とビジネス出来る日が目前に迫っています。
何よりも、わが国との最大貿易相手国、中国との初めてのFTAとなる“RCEP”の発効に向け
今から準備を行って頂きたいと思います。世界では、FTAの締結が134まで増えています。

国際ビジネスにおける必須アイテムを使いこなすために、FTAプランナー資格の取得を通じて
最短で効率的なFTAの全面活用に向けて前進してください。

「善は急げ」は、貴社のFTA活用のためにある経営標語です。
FTAプランナー1級講座が整いましたのでFTAの基礎編から応用編まで、継続的な学習を受けることが出来ます。また、最新のFTA事情やルールの変更なども随時ご紹介していきますので実践的なFTAの学習が出来ます。
ぜひFTAプランナー資格を取得し、企業のリーダーとして活躍頂きたいと存じます。

さらに広がるFTAの世界!新たな商圏と活躍の舞台があります!

FTAプランナー資格の創設について

本格的に始まった自己証明制度は、各企業が手探りの中、制度運用が始まりました。
各地で開催されたセミナーは超満員で、混乱ぶりが象徴されています。近い将来、自己証明制度を利用した企業が、輸入国税関からの事後確認(検認)を受ける可能性を否定できないばかりか、その頻度がこれまでより格段に高まると予想されます。但し、過度な反応は、企業の活動を委縮させます。それを未然に防ぐ方法は、FTAに関する“知”の習得であると思います。
個々に行うコンサルティングは速攻性があるものの、継続的な企業活動に欠かせないのは人材育成です。
更に、今後も条約の改正や新しい条約締結に対応するには継続的な知識の習得や運用が企業に求められます。
「FTAプランナー」資格を創設したことはFTAに関する専門人材の育成であり、企業のリーダーを育成することです。FTAプランナーに求められることは、単に貿易部門や物流部門に限らず、サプライチェーンの構築や調達方法を考える戦略部門や生産部門、経営部門とも横断的に渡り合える専門人材としての活躍です。また、本資格制度は資格を付与して終わりではありません。
資格取得後も継続的な教育や情報を提供し、常に最新情報を取得して頂きながら、正しく運用する力を身につけ、更には受講者である方々がその実務上の情報をフィードバックして、“知を蓄積”し受講者や専門家がその“知を共有”することを目標にしております

株式会社トレード・ブリッヂ
ゲイル株式会社
代表取締役 國分由喜夫